ポスター画像出典:『Amazon』
第39回ゴールデンラズベリー賞において、最低作品賞、最低助演男優賞(ジェイミー・フォックス)、最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞の3部門でノミネートされたほどのチープさがまずある。だが、私も最初は映画館のCMでそういう気配を感じて映画館では観ず、動画で見たのだが、ハードルを下げていたからか、案外楽しめる作品だった。
正直、3D映画の流行に乗った、それ頼りの作品だと思っていたので心配していたが、実際には『ロビンフッド』の活躍を十分楽しめるテンポのいい映画だった。ケビンコスナー、ラッセルクロウと『ロビンフッド』を見たが、現代人が『弓の名手』と聞いて連想するのは、ゲームのキャラのように俊敏に無駄なく動く彼のような人物像ではないだろうか。元々ロビンフッドは伝説上の人物なんだし、こういう描き方があっても全然いい。