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『フェイク』 レビュー(感想)と考察

『フェイク』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

 

マフィアのボナンノ一家に“ドニー・ブラスコ”の変名で6年間潜入し、彼らの大量摘発に貢献した連邦捜査局(FBI)の特別捜査官、ジョー・ピストーネの実録手記に基づいて作られた、実話映画。実話という圧倒的な説得力にアルパチーノとジョニー・デップという豪華共演なのだから、これだけでもこの映画を観る価値がある。

 

映画は実話ならもうそれだけで教訓性が必ずある。しかも、『レザボア』でも有名なマイケルマドセンなど、これだけの実力ある俳優が揃うなら、もう見応え保証は確実だ。更に、華があるのだから文句なし。ジョニー・デップは、ジャックスパロウを筆頭とした明るく、奇天烈な役だけじゃなく、

 

 

など、ニヒル、アンニュイ、あるいは内向的で暗い性格のような役柄も非常にはまる俳優である。あとはアルパチーノとマイケルマドセンのマフィアっぷりだ。文句なしの名作である。