『パンチライン』
ポスター画像出典:『Amazon』
スタンドアップ・コメディアンというのはアメリカでは常識だ。日本で言う芸人が当たり前のように存在するのと同じで、アメリカではそれがいて当然だ。ジョークを言って、面白ければ大いに笑うし、つまならければ静まり返り、日本と違ってブーイングをわざわざすることもある。
アメリカのエンタメ界で売れるということは大きな意味を持つ。エンターテインメントで世界を牽引している国だからだ。ただ、彼女の場合はそこまでの野心がない。売れたいが、それは人一倍大きな野心がそうさせているわけではないのだ。では、なぜ舞台に立つのか。彼女は何がしたいのか。侮っていたが、これはなかなか見応えのある映画である。