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『フールズ・ゴールドカリブ海に沈んだ恋の宝石』 レビュー(感想)と考察

『フールズ・ゴールドカリブ海に沈んだ恋の宝石』

ポスター画像出典:『Amazon

 

アドベンチャーもので、『カリブ海』、『スペイン財宝艦隊の財宝』など、かなり冒険心がある人の心をくすぐる要素が揃っている。だが、映画にするにしてはもう少し女優側が万人受けするような美女だった方が良かったかもしれない。

 

違う作品で息が合ったコンビということなのだが、一線を画すことはできない理由が確かに存在してしまっている。マシューマコノヒーの方は『サハラ』でもこれでも、海が似合う色男として絵になるが、どちらかというとあっちの方が、ペネロペクルスがパートナーだから絵になった。

 

映画は様々な要素が複雑に絡み合ってシナジーを起こし、ヒットにつながる。『ハムナプトラ』では2までレイチェル・ワイズがいいコンビをしてみせたが、3でマリア・ベロが演じて、やはり前作以上の面白味はなかった。

 

だが、興行収入自体はそう変化がなかったので、やはり映画は色々と複雑だ。『オズはじまりの戦い』なども賛否両論だったが、興行収入は成功した。今回の映画も単純に考えればヒットしそうなもので、アメリカでは2008年2月8日に公開され、初登場1位を記録し、130億円以上の売り上げを上げたが、『インディジョーンズ』や『パイレーツオブカリビアン』、『ハムナプトラ』のそれには及ばない出来となった。

 

これなら、美男美女が見れる『イントゥ・ザ・ブルー 』でジェシカアルバやポールウォーカーを観た方がいい、という印象でしか焼き付かないかもしれない。ただ、常に海が見れることもあって、夏の夜にこれを流せば絵になることは事実だ。皆こういう雰囲気は好きだ。

 

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