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『ビーン』 レビュー(感想)と考察

『ビーン』

ポスター画像出典:『Yahoo!映画

 

 

イギリスのITVで放送された人気コメディ番組『Mr.ビーン』の劇場版作品で、舞台をアメリカのロサンゼルスに移して展開される。その次の『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 』ではフランスでの展開だ。つまり、すでに彼はイギリス、アメリカ、フランスという大舞台で活躍していることになる。この手の『最初から笑わせにかかる映画』を観るのはあまり好きではなく、存在を知ってから長い間彼の映画を観ることはなかった。このサイトで、ローワン・アトキンソンを偉人として扱い(500名のうちの1人)、その名言を内省しているにもかかわらずだ。

 

だが、ついに見る時が来た。やはり、面白いものは面白い。特に『神はいないよ』という発言(翻訳)があるのだが、私は個人的にその言葉を言う作品をチェックしてまとめているので、それが冗談として出てきたので吹いてしまった。

 

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

1998年公開の映画『ビーン』の続編。確かに、Mr.ビーンという男の話は有名でもちろん私の耳にも届いていた。だが実際にはどうか。チャップリン同様、何だか気が乗らない。それは私が映画に対して求めているのが、ホラーやコメディといった要素ではなく、人生の教訓だからかもしれない。しかし、いざ観るとそれまで長い間勝手に距離を置いていたその時間が何の意味もない時間だったと思い知った。

 

映画館で笑うことはほとんどない。泣くこともない。周りにつられることもない。むしろ『周り』が嫌いだから、なるべく平日に一人で映画館にいくぐらいである。そしてそれを13年間毎週連続で継続するという筋金入りだ。そんな私がだ。

 

ゲラゲラと笑ってしまうのだから。

 

 

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