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『トゥルーナイト』レビュー(感想)と考察

『トゥルーナイト』

ポスター画像出典:『映画.com

 

アーサー王の配下の“円卓の騎士”の長ランスロットとアーサー王妃グィネヴィアとの恋を中心に描き、アーサー王をショーン・コネリー、ランスロットをリチャード・ギアが演じている。2004年の『キング・アーサー』ではアーサーをクライヴ・オーウェンが、ランスロットをヨアングリフィスが演じていて、彼らの間にはあまり年齢差がない設定だが、今回の場合は30歳以上年齢が離れている設定だ。

 

ロン毛のリチャード・ギアは見たことがないので違和感があるが、特にチープな演技をしている印象はない。だが、重要な歴史を切り取った映画にも関わらず、歴史映画としても映画としてもあまり高い評価を得ていないようだ。私も長い間そう思い込んでいたから観なかったが、観たら案外観れる作品だ。史実を正確に把握することはできないのかもしれないが、当時の雰囲気をイメージするためにはいいのではないだろうか。