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『クイズ・ショウ』 レビュー(感想)と考察

『クイズ・ショウ』

ポスター画像出典:『映画.com

 

1950年代に実在したNBCの人気テレビ番組『21(トウェンティワン)』をめぐるスキャンダルを映画化。を、ロバート・レッドフォードが監督して映画化。まあ登場人物が賢いのなんの。何でも知ってるクイズ王に、ピューリッツァー賞詩人の父を持つ博学の大学講師ハーバード大学を首席で卒業する捜査官。彼らのやり取りを見ているだけで何とも言えない爽快感がある。

 

映画を観て知識で置いてかれることはあまりなく、『キュリー夫人』や『インターステラー』、『いまを生きる』など、高度な専門知識が飛び交う作品か、インテリ系の作品のいくつかにそれがあるくらいだ。そう考えると、この類まれな天才たちの頭脳戦は三谷幸喜が『古畑任三郎』のモデルとして使ったこともうなづける話である。この映画ではそこまで頭脳戦に軸を置いていないためスリリングさはないが、古畑の場合はもろに『頭脳VS頭脳』を見ることができるから、エンタメとしてもとても見応えがある。

 

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