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『カノジョは嘘を愛しすぎてる』 レビュー(感想)と考察

『カノジョは嘘を愛しすぎてる』

ポスター画像出典:『映画.com

 

マリリン・モンローが地下鉄の通気口に立ち、白いスカートがふわりと浮き上がるシーンがあるのがこの映画だと知り、いつかは観るべきだと取っておいた。だから記念すべき2000本目の鑑賞映画にこれを観た。実際には、別に観たい映画は大体見てしまっているので、どれかを選ぶならということで、歴史あるこの映画を選んだまでだ。マリリンモンローに対しても思い入れはない。もう70年も前の50年代に活躍した女性だ。

 

更に、そのシーンは一瞬で、対してハレンチでもなく、あっけないものだった。だが、この大観衆の前での撮影風景を見て、野球選手だった夫のジョー・ディマジオが激怒し、二週間後に離婚が発表されたという。彼は彼女をとても愛していたので、嫉妬からのことだろう。『マリリンとアインシュタイン』などと一緒にこの映画を観たい。

 

この映画の内容自体は1955年の映画ということもあって特に斬新なものはないが、クスッと笑えるシーンもいくつかあり、まあまあの見応えだった。だがやはり時代には敵わない。今の若者にこの映画の良さを聞いてもさっぱりわからないだろう。

 

女子高生と恋愛をしてキスをしている時点でかなり危険な映画だ。佐藤健だから許せているところがあるが、実際に佐藤健が女子高生とそうなったら、ルーキーズのあの俳優や山下智久のことがある中で、えこひいきをすることはできない。それが気になってしまう。だが、そういう細かいことを気にしないなら女子高生受けしそうなキュンキュンムービーである。

 

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