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『ウエスト・サイド物語』 レビュー(感想)と考察

『ウエスト・サイド物語』

ポスター画像出典:『ウィキペディア(Wikipedia)

 

この名作映画を観た時、(ロミオとジュリエットに様子が似てるな)と思ったので、その2つを『ロマンチックで危険な恋』というレシピで、セットで紹介していこうと今の今まで考えていた。しかし、今調べると、ウエストサイドストーリーの原作は、まさにシェイクスピアのその『ロミオとジュリエット』を元にした、レナード・バーンスタインの音楽による同名のブロードウェイ・ミュージカルだという。

 

この映画は、1963年5月17日まで511日にわたるロングラン上映となり、前年の『ベン・ハー』を凌ぐ記録だという。そしてそれは2012年9月15日に公開された『祈り〜サムシンググレートとの対話〜』が1192日のロングラン記録を達成するまで更新されなかったという。だがそれは、1位の記録を持つ2015年(平成27年)7月1日に公開された日本映画『未来シャッター』然り、

 

なんやねんその映画

 

ということなので、『ベン・ハー』と聞くとインパクトがあるが、あまりよくわからない結果になってしまっている。だが、そういうことは抜きにしても、やはり根幹にシェイクスピアがいるということも手伝って、クオリティは高い。そこにミュージカルという要素を取り入れたことで、唯一無二の境地を得ているのである。