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『夕陽のガンマン』 レビュー(感想)と考察

『夕陽のガンマン』

ポスター画像出典:『Amazon.co.jp

 

クリント・イーストウッド主演、セルジオ・レオーネ監督作品のマカロニ・ウェスタン3作品は『ドル箱三部作』と言われる。これは普通に考えれば彼らのコンビがたくさん稼いだのだと思うだろう。私だってそう考えてしまう。

 

  1. 『荒野の用心棒』(A Fistful of Dollars、1964年)
  2. 『夕陽のガンマン』(For a Few Dollars More、1965年)
  3. 『続・夕陽のガンマン』(The Good, the Bad and the Ugly、1966年)

 

というこの映画の原題を見ればわかるように、最初の2作のタイトルに「ドル」(Dollar)が入っているのでそう呼ばれているようだ。また、『マカロニウエスタン』とは、『イタリア人が作ったアメリカの西部劇』で、実際には『スパゲッティウエスタン』だった。それを映画評論家の淀川長治が「スパゲッティでは細くて貧弱そうだ」ということで「マカロニ」と呼び変えたと言われている。

 

この3つは全て続編として続くわけだが、名前がジョーだったりモンコだったり、何が続きで何がそうじゃないかがわからない。その辺りの問題が解決すれば、一つ一つのエネルギーは感じられるので見応えがある作品だ。