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『レイヤー・ケーキ』 レビュー(感想)と考察

『レイヤー・ケーキ』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

名もなき麻薬ディーラーのXXXXをダニエルクレイグが演じる。その彼の名前が謎ということもそうだが、よくあるクライムムービーと比べても、中々飽きずに最後まで観れる痛快な映画だ。ほどよく色々なエッセンスが含まれているからそう感じるのだろう。ちなみに私はこの映画で初めて『レイヤー』の意味が『断層』だと知った。絵を描くツールにレイヤーというのは常にあったが、意味が分からないので無視していた。

 

だが、これが断層と知っていたらもっと早く使いこなしていただろう。要は、1断層目は、ミッキーマウスで、2断層目はミッキーの上着、3断層目は帽子と、断層を分けて絵を描くことで、後でそのレイヤー(断層)だけを赤にするとか、青にするとか、移動させるとか、そういうカスタマイズができるわけだ。それがレイヤーという意味である。

 

では、この映画でいうレイヤーとはどういうことだろうか。