ポスター画像出典:『Yahoo!映画』
第二次世界大戦中、イギリスに駐留しドイツに対する昼間爆撃を任務としていたアメリカ第8空軍所属の爆撃機B-17F、愛称”メンフィス・ベル”の若き乗組員たちを描いた作品。人物は実在しないが、この事実は存在する。
[B-17F 41-24485号機 メンフィス・ベルと乗組員]
この映画を通し、戦闘機の乗組員からの視点で戦争を考えたいということである。色々な戦争映画がある中で、この時代の戦闘機の中から描く作品は多くないので貴重な作品だ。だが、万人受けのエンタメ性があるかと言えば、やはりマニアックな部類に入ってしまうだろう。そこは一つ、最後のシーンで流れる『20万人が死亡した』というこの映画の根幹にあるメッセージを考えながら観ていきたい。