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『オペレーション・クロマイト』 レビュー(感想)と考察

『オペレーション・クロマイト』

ポスター画像出典:『映画.com

 

朝鮮戦争時、苦戦していた韓国の起死回生の作戦となった仁川上陸作戦、通称・クロマイト作戦とその準備段階となったスパイ活動を映画化。朝鮮戦争というのは、北が現在の北朝鮮、南が大韓民国になるわけだが、この戦争が起こる前は『朝鮮』という一つの国だった。この戦争が起きた背景にも米ソ冷戦が関与していて、

 

  • 北(共産主義):ソ連・中国・北朝鮮
  • 南(資本主義):アメリカ・韓国・イギリス

 

という状況で戦争を勃発。したがって、この戦争で韓国についたのはアメリカ。ということで、ここには日本でもお馴染みの、国連軍の全指揮権を握る連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーの姿があった。マッカーサーの指示で戦局を打開するため、仁川への上陸作戦を計画。しかしそれはなかなかの『ミッションインポッシブル(達成不可能な任務)』だった。

 

[仁川市北西部(レッドビーチ)の防潮堤を越える海兵隊]

 

果たして、彼らは無事に任務を遂行し、生き延びることができるか。