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通常の『ワルシャワ蜂起』とは、1944年の第二次世界大戦後期、ナチス・ドイツ占領下のポーランドの首都ワルシャワで起こった武装蜂起である。ソ連の援軍が到着したことにより、ポーランドのレジスタンスと合流し、ナチスを追い払う。当時、『ソ連軍が来る』というのは一つのキーワードで、彼らが到着したら地獄のようなナチスのの支配生活から解放されることを意味していた。
だが、今回の場合は違った。『ワルシャワ蜂起』の戦争に勝ったのはドイツ側だった。どうもソ連の動きがおかしい。実はこのワルシャワ蜂起は、ポーランド亡命政府主導の組織を壊滅させるための、ソ連の意図的な陰謀であったという説すらある。
それから3年後の1947年、ポーランドには反動分子たちが森に潜み、繰り返し抵抗を続けていた。国は公安省に「反動分子を1人残らず消せ」と命を下す。一体どういうことなのか。この戦いの背景には一体どんな真実が隠されているのか。