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『ナチスの墓標 レニングラード捕虜収容所』 レビュー(感想)と考察

『ナチスの墓標 レニングラード捕虜収容所』

ポスター画像出典:『Amazon.co.jp

 

ナチスが支配したユダヤ人に対するホロコーストの話や、収容所の理不尽な話はたくさんあるし、ソ連のホロコーストの話もある。『ヒトラーと戦った22日間』がそうだ。その場合はソ連人のユダヤ人が捕まった話である。だがこの場合、捕まっているのはナチスだ。ドイツ人がソ連人に捕まっている。つまり時代は1946年、第二次世界大戦が終わり、ドイツや日本といった帝国主義国家の敗北が決定した後の出来事である。

 

更に状況が珍しいのは、男性の囚人であるのに看守が女性であるということだ。ではその場合、看守と囚人との間には一体どんなことが起こるだろうか。

 

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