ポスター画像出典:『映画.com』
『三国志演義』に登場する劉備の部下の武将・関羽の「過五関、斬六将」のエピソードが描かれる。よって、これが事実であるかどうかは別だ。それが小説だからである。ただ、レッドクリフで描かれた『赤壁の戦い』が208年で、ここで最初に展開される『白馬の戦い』が200年であることを考えたら、あの映画の少し前の話ということで、曹操と関羽の関係を知っておくにはいいだろう。彼らの関係に思い切った作り話はなく、曹操は本当に関羽を欲しがっていた。レッドクリフでも関羽を見て曹操がそう惜しむシーンがあるから、その辺りの要素を知るためにはいい。
ドニー・イェンの武術を楽しむ方向で、当時の関羽の何となくのイメージを想像したい。