『アニー・ホール』
ポスター画像出典:『Amazon.co.jp』
内容をテキストにしようと思ったら、のほほんとしてピースフルな見た目とは裏腹に、結構過激なことをしている。だが、それがただの低俗なワンシーンにならないのは、彼に哲学的思想が存在するからである。いや、たしかに理屈っぽく無駄口が多いが、知性も垣間見える。そう考えると、なんだかお洒落な、二人の男女の物語である。ウディ・アレン作品のなかで最も人気がある作品の1つというが、確かにこの後10作品いかないくらい彼の映画を観たが、どれも私には合わず、その中で言えば一番この映画が見応えがあった。