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『不都合な真実、2』 レビュー(感想)と考察

『不都合な真実、2』

ポスター画像出典:『映画.com

 

1,2を通して温暖化や地球環境問題、例えば太陽光とかの自然エネルギーの活用を実現させて、グラフ化してプレゼンして、 わーっ と皆が盛り上がるシーンがある。だが、『クリティカルパス』という40年前の本には、この現実より遥かに先を読んだ展開の話があるのだ。そこにも同じように地球環境問題が書いてあるが、『宇宙船地球号』という表紙の記載から既に群を抜いてる。 『俺たちは地球という宇宙船に乗ってるんだ。その地球の資源は有限なんだ』という理解をさせて、 太陽 ・水 ・風何かの無限エネルギーを有効活用する方法が書いてある。

 

例えばトイレをする。それが地下に落ちる。それがそのまま肥料となる。そうしたあらゆるからくりがある家を作って皆が住めば、

 

  • 人:無駄な支出
  • 地球:無駄な資源浪費

 

をしないで済む。震災の時にエコハウスの話が話題になったが、それよりも30年も前にこの本が出ている。 6000円もする本だが、やはり相当賢い本なのだと、このドキュメントを2本観て理解した。なんせ、アル・ゴアはこの『不都合な真実』でノーベル平和賞を受賞したのだから。この著者のバックミンスターフラーは天才すぎて、人々の理解が追い付かなかったのかもしれない。