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『ゴッド&ジェネラル/伝説の猛将』 レビュー(感想)と考察

『ゴッド&ジェネラル/伝説の猛将』

ポスター画像出典:『Filmarks映画情報

 

南北戦争の実話をベースにした具体的な歴史映画である。南軍の名将として名高いロバート・E・リーとストーンウォール・ジャクソン、北軍の英雄ジョシュア・チェンバレン、後にリンカーン暗殺事件の実行犯となる俳優ジョン・ウィルクス・ブースを中心に描かれるが、この俳優がどこで出てきたのかはわからなかった。wikipediaのキャスト欄にも彼とその役者の名前が載っていないので、よくわからない。

 

ただ、南北戦争を南北公平な視点で描き、その戦闘の推移を具体的に見ることができるので、南北戦争がどのようなものであったかを知るためには、貴重な歴史映画となっている。何と、上映時間が214分(約3時間半)もあり、日本では未上映なので、アメリカがどれだけこの戦争に熱があるかがわかる。外国の反応云々よりも、この戦争を具体的に描くべきであるという使命感の方が上回ったのだ。