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『子供たちの活躍』(MOVIE RECIPE)

『子供たちの活躍』
子供が主人公だったり、映画内で活躍する様子を描いた映画を集めました。やはり子供ですから『ダウンタウン物語』のように、子供だけにしてしまうとお遊戯会のようになってしまいがちですが、そうはならなかった名作もあります。

MEMO
運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。

 

MOVIE RECIPE

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『MOVIE RECIPE』-映画がより楽しくなる魔法のレシピ-

 

このレシピの詳細
  • レシピ数:3
  • 紹介映画:52

 

当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

 

 

1.『子供が活躍する映画』

まずは子供が主役だったり、メインになる映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ホーム・アローン』
  2. 『スタンド・バイ・ミー』
  3. 『グーニーズ』
  4. 『ビッグ』
  5. 『プールサイド・デイズ』
  6. 『奇跡のシンフォニー』
  7. 『リトル・ミス・サンシャイン』
  8. 『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』
  9. 『ダウンタウン物語』
  10. 『SUPER8/スーパーエイト』
  11. 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
  12. 『キック・アス』
  13. 『あの日の声を探して』
  14. 『禁じられた遊び』
  15. 『太陽の帝国』
  16. 『E.T.』
  17. 『マイ・フレンド・フォーエバー』
  18. 『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
  19. 『トゥルーグリット』
  20. 『ANNIE/アニー』
  21. 『ジョジョ・ラビット』
  22. 『シティ・オブ・ゴッド』
  23. 『菊次郎の夏』
  24. 『エスター』
  25. 『チャーリーとチョコレート工場』
  26. 『ラスト・エンペラー』
  27. 『ハリー・ポッター』
  28. 『A.I.』
  29. 『ヴィンセントが教えてくれたこと』
  30. 『スリーパーズ』
  31. 『アラバマ物語』
  32. 『パワー・オブ・ワン』
  33. 『ボーイズ・ライフ』
  34. 『私の中のあなた』
  35. 『6才のボクが、大人になるまで。』
  36. 『スクール・オブ・ロック』
  37. 『ワンダー 君は太陽』
  38. 『ヒトラーの忘れもの』

 

 

言わずもがなのクリスマスの定番映画。ジブリ映画同様、この時期になら何度見ても飽きないという奇跡に近い伝説の作品。

 

 

 

 

 

真夏のうだるような時期に観たい、少年時代のやんちゃな一部を切り取った映画。これくらいのやんちゃなら誰にでも身に覚えがあるので、共感できる人も多い。

 

 

 

 

 

ファミコン時代でゲームとしても有名になった名作。シンディ・ローパーの名曲が、ゲームBGMとして知っている人も多い。

 

 

 

 

 

『子供が主人公』と言えばそうなのだが、そうじゃないと言えばそうじゃない。その理由はぜひ映画で直接確かめたい。

 

 

 

 

 

ある少年のひと夏を切り取った映画。彼の家庭環境は複雑で、母親が『新しい父親』を探そうとするが、息子の心がそれに追い付かない。この家族は幸せになれるのだろうか。

 

 

 

 

 

孤児院で育つが、彼自身は待っていればきっと親が迎えに来てくれると信じている。だが、いつまで経っても来ない。そんなある日、彼はとある音楽に吸い寄せられるようにして、孤児院を出た。

 

 

 

 

 

美人コンテスト「リトル・ミス・サンシャイン」の予選を通過した少女のために、家族みんなで会場に向かうロードムービー。ただそれだけの話なのに、それぞれが個性的で抱えるものも複雑だから、中々辿り着かない。しかし、彼女の気持ちを守りたいという想いは皆同じなのだ。

 

 

 

 

 

母親が事故死し、癇癪もちになってトラブルばかり起こしていた12歳の少年。だが、彼の歌声には天性の才能があった。ボーイソプラノとは、変声期前にソプラノの音域に恵まれた青少年男子の歌手について用いる言葉だ。そのほとんどが声変わりで声を失うことを考えると、儚く、哀愁のある物語に見える。

 

 

 

 

 

禁酒法時代のニューヨークのダウンタウンを舞台に二つのギャング団の抗争を描いたミュージカル映画。出演しているのは全て子供であり、20世紀初頭のオールドファッションに身を包んだ彼らがパイ投げマシンガンを乱射しギャングを演じている。冒頭に書いたように、お遊戯会である。悪口ではない。私ならもっとひどい演技になっただろう。事実を言っているだけだ。

 

 

 

 

 

自主制作のゾンビ映画を作るため、スーパー8mmカメラを持って撮影ごっこをしていた少年たち。だが、彼らはそこでとんでもないものを目撃してしまう。しかし、それがなにかは子供たちは理解していないようだった。

 

 

 

 

 

ある日、兄弟に悲劇が起こった。その兄弟は、何も悪いことをしていなかった。何かこう、やんちゃなことをして、一線を越えた罰を受けたとか、そういうことではなかった。だが、『それ』は起こった。その原因がまさか『あれ』とは、だれも予測していなかった。

 

 

 

 

 

『ヒットガール』という映画史上に残る子供のヒットマンのキャラクターが登場する。これを超えるのはなかなか難しいだろう。俳優のクロエ・グレース・モレッツ自身にも、それは言えることである。

 

 

 

 

 

チェチェン戦争真っ最中の1999年。戦争で両親と声を失った少年が難民キャンプで懸命に生きる姿が描かれる。実話ではないが、ロシアとチェチェンの間にあった実際の紛争を舞台にするため、物語を通して戦争の残酷さを理解することができる。

 

 

 

 

 

1940年の第二次世界大戦中、ドイツ軍から逃げる幼い少女がいた。年齢的に、まだ10歳にも満たない少女だ。途中までは、もしかしたら人間の温かみを何とか掴みかけるかもしれない。だが、ラストシーンで我々は、戦争の悲惨さを突きつけられる。

 

 

 

 

 

日中戦争中の上海が舞台。イギリス租界で生まれ育ったイギリス人少年はゼロ戦に憧れるが、それは戦争の『外』にいる意識があるからだった。例えばそのゼロ戦に攻撃されて、両親を殺されたらどうなるだろうか。そういうことである。そして彼は戦争の『中』を知っていくことになる。

 

 

 

 

 

子供たちが謎の宇宙人と出会うSF物語。地球に取り残された地球外生命体(E.T.)と少年エリオットとの交流を描いた物語で、コンセプトは、スピルバーグが両親の離婚後に作った空想上の友人が元になっているという。1982年のこの時代は、ここまで出来れば世界を楽しませることができた。

 

 

 

 

 

二人の少年の、儚くも尊い友情物語。彼は最初、隣人のその少年を、警戒していた。だが、なぜ自分がそうして警戒するのかが徐々に分かってきて、次第に彼の味方になり始めた。彼らの友情がなぜ儚いのか。それは、ぜひこの作品で確認したい。

 

 

 

 

 

9.11後の一人の少年を描いた物語。実話ではないが、なぜか心に響く、繊細な世界。

 

 

 

 

トゥルーグリット

 

ある少年のひと夏を切り取った映画。彼の家庭環境は複雑で、母親が『新しい父親』を探そうとするが、息子の心がそれに追い付かない。この家族は幸せになれるのだろうか。

 

 

 

 

 

時は西部の荒野が広大に広がる19世紀。14歳の少女が牧場の使用人に父を殺され、馬と金貨と銃を盗まれた。父のかたきをうつために彼女は腕利きと評判の連邦保安官を雇い、復讐を誓う。

 

 

 

 

 

孤児として育つが、両親との再会を諦めていない赤毛のアニーが主人公。世界的にも有名で、ミュージカルなどでも頻繫に見ることができる作品だ。

 

 

 

 

 

ドイツ人のジョジョはいじめられっ子だが、時の英雄ヒトラーに心の中でよく助けてもらっていた。当時はまだ、ヒトラーが彼らにとっての英雄だったのだ。そして戦争が起こる。少年たちは、人生の厳しさを学ぶ。彼が最後に辿り着いた答えとは。

 

 

 

 

 

1960年代から1980年代にかけてのリオデジャネイロ、中でも貧困にあえぐファヴェーラと呼ばれるスラム地域を舞台にした、強盗、麻薬ディーラーなどをして金を稼ぐモレーキ(ストリートチルドレン)たちの抗争が、実話を基にして描かれている。

 

 

 

 

 

小学三年生の正男は、父を亡くしている。また、母も遠くで働いていて会えないとして、祖母に育てられていた。ある時母の存在を知って旅に出るが、謎の男が彼の護衛につく。そもそも『菊次郎』とは一体だれか。とある少年の、不思議なひと夏の思い出である。

 

 

 

 

エスター

 

孤児院を訪ねて養子を見つけるその夫婦は、流産した暗い過去を抱えていた。だが、何とかそこで可愛らしい9歳の少女と出逢うことができた。いや、出遭ってしまったのだ。一つだけいここで言えることは、彼女は、エスターという名前だったということだ。

 

 

 

 

 

世界中で大人気のウィリー・ウォンカ製のチョコレート。完全非公開のチョコレート皇女湯の見学に、5人の子供が選ばれた。子供たちは心を躍らせて工場に集う。だが、そこに待ち受けていたのは想像を絶する世界だった。

 

 

 

 

 

清朝最後の皇帝で後に満州国皇帝となった溥儀(ふぎ)の生涯を描いた歴史映画である。子供時代から描かれ、やがて大人になり、そして彼が『中国最後の皇帝』になるところまで描かれる。最後には哀愁さえ覚える。映画史に残る伝説の映画だ。

 

 

 

 

 

説明不要のハリー・ポッターシリーズ。特に、3人が子供だった時代の作品は、素晴らしい。

 

 

 

 

 

地球温暖化が進んで一部の海に近い土地が沈み、妊娠・出産に厳しい許可制度がしかれるこの時代では、人間の代わりに多くの資源を必要としないロボットが活躍していた。そしてこの映画の主演とも言える立場にある少年は、『ロボット』としてこの世に誕生した。だが、彼には『人間らしさ』があり、それが物語を複雑にしていく。

 

 

 

 

 

破天荒なヴィンセントがメインだが、主人公は子供。彼がこの隣人の子供に、独特な方法で人生を教える物語。

 

 

 

 

 

悪ガキ4人組の物語だが、それは冒頭ですぐに大人編になる。だが、あくまでも物語は子供のころから続いている人間関係が軸となる。

 

 

 

 

 

人種差別が根強く残る1930年代のアメリカ南部で、白人女性への性的暴行容疑で逮捕された黒人青年の事件を担当する弁護士の物語。このアティカスという弁護士には子供がいて、物語的にも当時の出来事を、後に成長した娘が回想するという形式であるため、子供たちがメインとして映る時間が多い。

 

 

 

 

 

ブライス・コートネイの自伝的小説が原作。アパルトヘイト体制下の南アフリカが舞台で、時代は『アラバマ物語』同様1930年代。物語はまず彼の少年時代から始まる。そこはイギリス系白人によって虐げられたオランダ系白人ばかりの学校であったため、イギリス人だった彼はいじめの標的となる。

 

 

 

 

 

作家で大学教授のトバイアス・ウルフの若き日を描いた自伝小説の映画化作品。1950年代の様子を描いている。ディカプリオが彼を演じているが、脇を固めるデニーロの怪演ぶりが面白い。彼がいなければこの作品は面白くなっていないだろう。

 

 

 

 

 

急性前骨髄球性白血病という難病を患う子供の物語。キャメロン・ディアス演じる母親が軸に構成されるが、物語自体は家族全体にスポットライトを当てている。

 

 

 

 

 

珍しい作品で、同じ俳優の実際の成長をそのまま映画に反映させている。撮影は2002年の夏から2013年の10月まで12年間を通して断続的に行われた。だが内容的にはどこにでもある家庭の様子が描かれる。

 

 

 

 

 

 ひょんなことから一流小学校の教師になりすました売れないロックミュージシャン。彼の目標は他にあるが、しかし偶然だが縁でもあるその小学生たちを見て見ぬ振りが出来なかった。そこで彼は、自分の得意である音楽を通し、彼らに人生を教える。

 

 

 

 

 

トリーチャーコリンズ症候群が原因で顔の形が変形しており、27回の手術を受けるなどして難病と闘っている子供の物語。重いテーマのように見え、その重さはあくまでも軸に存在するだけで、後の要素はほとんど温かみのある、愛に溢れた物語である。

 

 

 

 

 

第二次世界大戦後のデンマークに地雷撤去のために送られたドイツ兵が描かれる。地雷撤去を強要された2000人以上のドイツ兵のうち約半数が命を落としたり手足を失ったりしたといわれていて、これは実話ベースの物語である。ナチスなど許すことなど到底できない。だが、彼らはまだ少年である。人間の規範意識が揺り動かされる。

 

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

子供がメインで活躍してしまうと当然、支離滅裂になります。子供というのはそういう存在ですからね。すべてにおいて未成熟であり、ゆえに何かを起こしてしまっても、その責任は子供ではなく保護者に追及されます。そんな子供をメインにして映画を作れば普通に考えれば成立しませんが、これらは成立しています。そこにはもちろん、大人が関与しているからですよね。未成熟と言えど、『一部』を切り取ればとても絵になる。スティーブンキングなんかはその一部の切り取りが上手いですよね。子供の特徴をよく捉えて、かつ物語の邪魔をさせない。さすがです。