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『ジム・キャリーはMr.ダマー』 レビュー(感想)と考察

『ジム・キャリーはMr.ダマー』

ポスター画像出典:『Amazon

 

 

1994年に公開されたジムキャリーのコメディ映画で、本作と同年に公開された『エース・ベンチュラ』『マスク』の3作で1994年のゴールデンラズベリー賞にノミネートされたというが、そうなればラズベリー賞というのも、その存在自体がコメディだ。

 

真剣にやってそれを貰えば嫌だが、この場合ならむしろ勲章だろう。何も考えずに観る映画があってもいい。逆に言うと、1995年のMTVムービー・アワードではキャリーが最優秀コメディパフォーマンス賞を受賞している。元々、真剣に見る映画ではないのだ。

 

ただし注意があって、『2』は見ない方がいいかもしれない。あくまでも1は、彼らが若いから面白いシーンがたくさんある。20年経った2014年の作品では、実際にキャリーらが年老いてしまっているので、ギャグのセンスはそこまで落ちていないかもしれないが、『高齢でそのセリフはまずい』というシーンが盛りだくさん。ただし、この作品だけならとても面白いと言っていいだろう。