『コレクター』
ポスター画像出典:『ヤフー映画』
モーガン・フリーマンは『賢者の老人』のイメージがあり、重要な場面に登場して、節々に主人公に重大な助言をする役目が多いのだが、今回のようにガッツリと主役で、しかもデンゼル・ワシントンのようにワイルドさが押し出されている映像は貴重である。
『黒人だから』と言っては悪いが、しかし黒人だとカラフルな洋服が似合ったり、筋肉が美しく見えたりすることは事実としてある。だから彼もその特徴的にワイルドな役柄は遠くないのだが、しかし、後の『ハマり役』だけを知っている世代からすれば違和感を覚えるだろう。これもいいが、ハマり役の彼は、もっとハマっているのである。
さて作品だが、中々面白い。たくさん映画を観ている私でも楽しめるようなからくりが用意されているので、こういう映画に出逢った時は嬉しい。