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『U-571』 レビュー(感想)と考察

『U-571』

 

 

第二次世界大戦中、ドイツの暗号解読機(エニグマ)を奪取するためにドイツ海軍のUボートへ潜入した米海軍兵たちの敵地脱出作戦が描かれる。多少脚色があるが、連合軍が、エニグマを奪取するためにUボートを捕獲し、艦内に突入したという出来事は、実際の戦史に存在するという。

 

やはり、実話ベースということもあって映画の価値は高い。また、エニグマの存在は様々な戦争映画で常に描かれてきていて、特にベネディクト・カンバーバッチの『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』あたりと合わせて見ると、中々面白い映画に化けるだろう。それぞれが別々の映画ではなく、同じ映画の違うシーンだと思えばとても豪華なエニグマ映画になる。