Contents|目次

『ジョン・ウィックシリーズ』 レビュー(感想)と考察

ジョン・ウィック

ポスター画像出典:『映画.com

 

最強の殺し屋だったジョン・ウィックは、その家業を引退したつもりだった。だが、闘わなければならなくなった。最愛の人との思い出を踏みにじられたからだ。そして、たった一人で敵地に乗り込んだ。

 

キアヌ・リーヴスが圧倒的な強さで爽快なアクションをこなしていくのだが、高身長だからか、キャラクターの設定からかは分からないが、どこかアクションを面倒にこなしている。常に悲しげな顔をしているので、見ている側の心境が定まらない。これを、ジェイソン・ボーンやジェイソン・ステイサムが演じたらもっと楽しくなるという印象だ。

 

ジョン・ウィック:パラベラム

殺し屋たちが集うコンチネンタル・ホテルルール違反の殺しを犯したジョン・ウィックは、暗殺者の立場から一転、暗殺集団から狙われる立場に陥ってしまう。1,2と圧倒的な強さで敵をなぎ倒してきた彼だが、今回ばかりは相手が悪い。何しろ、街中の人々が彼を狙う標的であり、黒幕である大ボスには会ったことも見たこともない。その大元を潰さない限り、この暗殺の間の手からは抜けられないのである。果たして、ジョン・ウィックはどういう選択肢を取るのか。

 

ただこの『パラベラム』でやってしまった『外国人忍者の日本語』で、この作品のレベルが垣間見れてしまった。あのカタコトで日本を演じてしまうのは、残念である。細部までクオリティをこだわっていない証拠だ。

 

MEMO

だがこの後、映画関係者から『あれはわざとで役者さんは実は日本語がペラペラです』と助言をいただいた。あえてカタコトにしたということらしい。