ポスター画像出典:『Amazon』
1958年の昭和。この時代のことなら、現在おじいさんやおばあさんの世代の人々にとって、とても懐かしく感じることだろう。冷蔵庫、洗濯機、テレビは『三種の神器』と言われた。日本人の生活に徐々に欧米色が彩られていく初期のこの時代は、しかし、まだまだ日本古来のノスタルジックな光景がそこら中にあった。こういう映画はハリウッドのダイ・ハードとかターミネーターなどと比べれば、地味である。だが、そんな地味だが確かな現実を切り取った平和な日常は、皆が求めている素晴らしい日常だ。