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『アラジン』 レビュー(感想)と考察

アラジン

ポスター画像出典:『映画.com

 

先にイスラム世界について勉強していてよかった。

 

  • 『アラジンの魔法のランプ』
  • 『アリババと40人の盗賊』
  • 『シンドバッドの冒険』

 

これらの物語をまとめた物語集『アラビアン・ナイト』についてである。我々が幼いころから知っていたターバンをつけたアラビアの青年が活躍したアラビアン・ナイトの舞台は、『アル・マンスル』という人物が治めたイスラム世界なのである。彼とその孫である 『ハールーン・アル・ラシード』はその地域を『バグダッド』と呼び、そして経済的に繁栄させ、世界文化の中心にさせた。

 

しかし、宗教色を出さずに、全世界の人々にわかりやすく伝えることを重視してくれている。だから東洋の人間からしたら非現実的な彼らの生活や生き方を見ても、感動することができるのだ。ユニークなシーンもたくさんあって、多くの人が笑いをこらえられないようだった。

 

アラジン。私はこの映画を観たつもりでいたが、今回初めてちゃんと観たかもしれない。そうか。こんな物語だったのか。とても教訓高く、愛に溢れ、人々に生きる勇気をもたらせる。この作品を通し、得体のしれないアラビア世界で生きる人々の人生をリスペクトできた。彼らと我々は、同じ人間なのだ。

 

 

 

アラジン』

魔法のランプから出て来るジーニーは、日本人にはちょっと怖い様相をしている。だが、吹替のジーニーはとても愉快で、そのハンデを簡単に吹き飛ばしている。世界一有名な魔法のランプの話だ。

 

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