ポスター画像出典:『映画.com』
ミュージカル映画ではないが、音楽を嫌というほど見せつけられることになる。この映画を観て、音楽のことを悪く言うことができる人はいないだろう。むしろ、その圧倒的な存在感に、敬意を払いたくなる。多くの人が感激することだろう。圧巻のドラムをまざまざと見せつけられ、ただただ息をする間もなく圧倒されることになる。だが、これはある種の狂気だ。だが、それでいい。
アインシュタインは言った。
主役を演じたマイルズ・テラーはジャズドラマーを演じるため、2か月間、一日に3~4時間ジャズドラムの練習を続け、撮影で自ら演奏しており、作中の手からの出血は本人のものである。また、劇中で交通事故に遭ってしまうシーンがあるが、彼自身も2007年に命を落とす可能性もあった交通事故に遭っているという