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『ブレイブハート』 レビュー(感想)と考察

ブレイブハート

ポスター画像出典:『Yahoo!映画

 

 

1280年のスコットランド。イングランドの真上にあるスコットランドは、往々にしてイングランドの影響を受けやすかった。現在イギリス(UK)はイングランド、スコットランド、ウェールズ、そして左隣の島国であるアイルランドの北側だけ(北アイルランド)がその領地となっている。そのスコットランドがイギリスの支配から独立するために戦った実在の人物ウィリアム・ウォレスの映画だ。史実と違う部分もあるらしいが、それを言ったらすべての映画がそうである。当時の時代背景、そしてウィリアム・ウォレスという人物の存在を知るためには、ある程度の演出も必要だろう。

 

何より、音楽がいい。どこかで必ず聞いたことがあるあの音楽は、心が動いたときにだけ流れる、哀愁溢れる深遠なメロディーである。スコットランドのバグパイプが奏でる音色は、音楽次第では人の心を大きく動かすだけの力を持っているが、スコットランド人が自分たちの誇りを取り戻すだけの力が眠る映画である。

 

wikipediaにはこうある。

映画自体と同様に、『ブレイブハート』のサウンドトラックも大きなセールスを記録している。サウンドトラックは、『エイリアン2』(1986年)、『アポロ13』(1995年)、『タイタニック』(1997年)、『スターリングラード』(2001年)を手がけている作曲家ジェームズ・ホーナーによって制作された。ロンドン交響楽団の演奏による。