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『13デイズ』 レビュー(感想)と考察

13デイズ

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

1962年、アメリカはキューバ危機を迎えていた。キューバ革命でカストロゲバラがソ連側に寝返り、アメリカとしては中南米に位置するキューバへの対処に頭を悩ませていたところだった。そんな時、ソ連がそのキューバにミサイル基地を設置したのだ。これにより、アメリカ大陸全域がソ連の射程範囲内に収まり、いつでもソ連が先制攻撃という有利な選択権を得ることができる。それは、外交でも利用されるだろうし、核爆弾を所有したソ連が相手となると、ただ事ではない。果たして、アメリカとソ連はこの絶体絶命のピンチをどう乗り切るのか。そしてそれは同時に、人類にとっての絶体絶命の窮地でもあった。