ポスター画像出典:『Amazon.co.jp』
この映画の感想に、きれいごとではない戦争の惨劇について書かれているものがあったり、あるいは強姦、処女検査などの描写をカットしなければならないなどの問題をピックアップしているものがあるが、この映画の肝は残念ながらそんなところではない。これは、『宗教』の話である。私は兼ねてから彼女(ジャンヌ・ダルク)が一体どういう人物なのかが気になっていた。もちろんこれは映画だが、『神のお告げ』を聞いたフランスの英雄ジャンヌ・ダルクが本当に見たものは、一体何だったと思うだろうか。