ポスター画像出典:『Amazon』
普通の人は『富士山』の前で絶句する。だが、その先を行くとそこに立ちふさがるのはあの世界最大の山『エベレスト』だ。しかし、この世界にはまだまだ上がある。インドのヒマラヤ山脈のメルー峰。その中で、『シャークス・フィン(サメのヒレ)』での登頂をすることは、エベレストを制覇したような猛者中の猛者でも最大級の困難を極める。
寒すぎて手足の感覚がない。手や足が濡れたままだと塹壕足(ざんごうそく)という腐った状態になる。そんな中、意識を正気に保ちながら、数々の試練と責任を背負いながら、その目標を本当に達成できるか。いや、できない。普通はできないのだ。しかしそれを成し遂げた男たちがいた。