ポスター画像出典:『映画.com』
子供の頃に聴いて耳から離れないあの音楽がどうしても聴きたくて、もう一度鑑賞。するとやはり、ほとんど初見だった。字幕も初だし、とても新鮮だった。そして最高だった。彼の爽快な活躍と、あのBGMは。一度聴いたら耳に焼き付いて離れない。クラブシーンでもよくこの曲が用いられることが多く、エディ・マーフィが演じる痛快な役柄とマッチした。警察と言えば、これと『古畑任三郎』、そして『刑事コロンボ』の音楽。一昔前になると『太陽にほえろ!』などが挙げられるだろう。
ちなみに映画史『Screen』にて紹介された『アメリカ史に残るヒーロー10人』には、
この10人が挙げられている。
ビバリーヒルズコップなのに主人公がデトロイトの警官という妙な設定だが、1と全く同じクオリティをキープしているあたり、嬉しい作品である。この映画と言ったらあのBGMと、白い建物だったのだが、どうやら幼少期の記憶はこの2のことだったようだ。
ダウンタウンの2人が久しぶりに2ショットトークをすることが決まり、菅プロデューサーが完全にいなくなって『ガキの使い』が一新された。新しいオープニングに、新しい服装。生まれ変わって、こぎれいになった。ビシッとスーツで決めてクールだ。だが、私はガキにクールさを求めてはいなかった。時にチープさは最大の演出となる。阿部寛のHPがいつまでも昔と同じでファンがいるのと同じだ。この映画のBGMも同じ。我々が好きだったのは、1、2で聴いたあの余裕のない中生まれたクオリティだった。シリーズが『3』で衰退するのには理由があるのだ。
だが、アメリカの映画界は『映画史に残るキャラクター10』の1人に、このアクセル・フォーリーを入れた。彼は歴史に名を刻んだのだ。