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『レッドクリフ』 レビュー(感想)と考察

レッドクリフ

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

漢の400年後、つまり200年。項羽と劉邦の時代が紀元前200年頃だから、この『赤壁の戦い』があった200年というのは400年後になる。時代は『後漢末』。つまり、前漢を興した劉邦の時代から400年、漢の時代はすでに末期へと移り変わる。曹操は、漢の末裔である劉備を狙う。

 

  1. 蜀(しょく)=劉備
  2. 呉(ご)=孫権
  3. 魏(ぎ)=曹操

 

こうした三国が衝突することから、この時代の歴史を『三国志』ということがある。いや、10年以上ぶりにこの映画を観たのだが、あの時と比べて違うのは、私の映画鑑賞数が圧倒的に増えたということだ。そんな私から見たこの映画の感想はこうだ。

 

これは傑作だ!

 

間違いなく、中国の歴史映画で一番にプッシュできる作品である。この映画で学んだ叡智は、恐らく一生忘れることは無いだろう。『草船借箭の計(そうせんしゃくせんのけい)』、『『メタ』の世界』。知性溢れる作品だった。