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『ウォッチメン』 レビュー(感想)と考察

ウォッチメン

ポスター画像出典:『映画.com

 

マーベル漫画の実写化なのだが、『アベンジャーズ』と当然比べることになる。だが、そうなるとやはり後者の方がヒットすることになるだろうと、すぐに分かってしまう。何というか、これの場合は『原作に忠実』。だが、後者の場合は『ヒットする要素が盛り込まれている』印象だ。例えば、原作でドロドロとした不気味なキャラクターが出てくるからといって、それを忠実に描いても、『万人受け』の枠の中に入らなければそれはマイナーな階層へと転落することになる。

 

原作を見てないから『原作に忠実』かどうかは知らないが、どちらにせよヒットさせる気であれば、キャストからキャラクターから、その登場の演出から、もっと視聴者のニーズを満たしてハラハラさせる必要がある。これがこの映画が後者よりも目立たない理由の一つだろう。せっかく後者の無敵の大ボス『サノス』よりも強い(下手したら瞬殺レベル)のキャラクターが出てくるのに、もったいない。