ポスター画像出典:『Yahoo!映画』
天才の人生というのは見ていて面白い。常識的な人生に退屈さを覚える人は、天才の才能がある。もちろん、変人の可能性もある。私が見出した言葉に
『結果を出さない変わり者は『変人』と言われ、結果を出した変わり者は『天才』と言われる。』
というものがある。記事のリンクも張っておこう。天才というのはそれでいてごく一握りだ。ただ列からはみ出すだけではだめなのである。
そんな彼もまた、悪友たちと『はみ出し者』としての刹那的な人生を送る日々を過ごしていた。この映画の見どころは、ノーベル賞の数学版、フィールズ賞受賞者でマサチューセッツ工科大学数学科教授の教授が出した、数学の超難問を軽々と解答してしまうレベルの天才の生きざまと、その天才の生き方、そしてその人生の『密度』だ。彼は天才だ。だが、人間だ。それは映画の最後の最後まで目を離さなければ、見えてくる哀愁である。