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『それでも恋するバルセロナ』 レビュー(感想)と考察

それでも恋するバルセロナ

ポスター画像出典:『映画.com

 

ウディ・アレンの映画だ。違う映画の感想でも描いたように、ウディ・アレンの映画というのはやはり好き嫌いが分かれる。基本的に、あまり日本人の性質とは合わないかもしれない。往々にして彼の映画では性的な要素をユニークに描くが、海外ではそういうことがジョークで住んでも、奥ゆかしい性質を持つ日本人からすると『破廉恥』であり、美しくはない。

 

この映画でもまた性に関して乱れている。そういう人間関係を観たい人は面白いだろう。日本でも昼ドラなどはドロドロとしていて、それが主婦層に人気があったりするわけだ。私のように映画を現実と同じように考える人間と違って完全に切り分けて考えている人もいるわけだから、ウディ・アレンの映画が好きな人もいるに違いない。