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『危険な情事』 レビュー(感想)と考察

危険な情事

ポスター画像出典:『映画.com

 

とにかく相手の女性役のグレン・クローズが完全にはまり役である。タイトル通り、してはいけない男女関係をしてしまった男女、いや男性の物語である。時代背景は特に決められていないようだが、87年の映画ということもあって好景気真っただ中と言えるだろう。そのせいか、絶好調だった日本の波が映画にも影響していて、日本人をいじるシーンがいくつか見ることができる。やはり、彼らにとって『お辞儀』というのは興味深い異文化の習慣なのである。

 

さて、なぜ男女関係があったのに『男性の物語』なのか。それは、この女性があまりにも『危険』だからであった・・。