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『グロリア』 レビュー(感想)と考察

グロリア

ポスター画像出典:『映画.com

 

どこに書いてあったかは忘れたが、Wikipediaとかその手のきちんとした映画説明ページでこの映画が『子連れ狼』の影響で作られたことが記載してあった。そしてそれは確かにうなづけるような内容だった。更に、あの映画史に残る名作『レオン』はこのグロリアが軸になっているという。これもどこにあったかは忘れたが、今Wikipediaなどを観ても見当たらない。つまり、

 

  1. 子連れ狼
  2. グロリア
  3. レオン
  4. ロード・トゥ・パーディション

 

このあたりの『子連れ系』の映画は、どちらにせよ日本の子連れ狼が軸になっているのである。子連れ狼というのはダウンタウンもあの伝説のコント番組『ごっつええ感じ』で『ちゃーん!』と叫ぶパロディコントを作っていたように、この世界の実に多くのクリエーターに影響を与えたようだ。私はこの映画の中で一番感動したのは『レオン』で、その次に哀愁があったと感じるのは『ロード・トゥ・パーディション』である。

 

もちろん、グロリアも当時に生きてこれをそうした何の先入観も色眼鏡もなく観ていたなら、きっと感動できただろう。