ポスター画像出典:『映画.com』
『行け!稲中卓球部』で有名な古谷実による日本の漫画の映画化。出演した染谷将太と二階堂ふみは第68回ヴェネツィア国際映画祭にて新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞したこともあって、いつかは観ようと思いこのタイミングで。私は稲中卓球部から彼の作品はヤングジャンプだかマガジンだかで見てきて、どれも好きだった。それに彼らの演技も迫力がある。したがって、中々見応えのある映画となっているだろう。
彼は危なっかしい人間心理や人間関係を描写するのが得意なので、観ている側として飽きない。稲中卓球部が面白かったのは、彼の中にあるそういう要素が作品の細部に盛り込まれることがあったからなのかもしれない。